部長コラム

皆さんは写真の様な外壁のヒビを目にした事はありますか?どうするとこういう事になっちゃうのかというと、建物の外壁塗装を塗料の耐用年数を超えてもほったらかしにしておくと、写真の様に建物本体に弊害が現れます。

仕組みとしては、建物の継ぎ目にはコーキングという隙間から入る水を防ぐものがあるのですが、コーキングが痩せて隙間が出来、隙間から水が入ります。そうすると、コンクリートやALCの本体内部にある鉄筋に水が入ります。すると、鉄筋は中で錆びつき、錆びた鉄筋はコンクリートやALCの中で膨張します。周りが硬いので、膨張する圧力に耐えきれずにヒビが入って割れてしまいます。我々の世界では爆裂と呼んでいますが、この外壁の爆裂箇所の部位が悪いと、階下に落下して、場合によっては人に当たって死に至らしめる事になりかねません。

マンションやビルの外壁は永遠に持つわけではありません。定期的なメンテナンスをして始めて強度を保つ事が出来るのです。これをご覧のビルオーナー様やマンションオーナー様!ちょっと思い当たる節がある方は是非、メンテナンスの事を考えてみて下さい。外壁に限らず、建物を構成する部品は全て寿命があります。一度考えてみてはいかがでしょうか。

思い立ったら是非!リベラルまでご連絡ください!